いらっしゃいませ
ここは、作品にならなかった一瞬を置いておく場所です。
忘れない内に、書きとめてある場所ですね。もしかしたら、ここから外に出る一瞬もあるかとは思いましたが、なくさないように置いてあります。
貴方のお気を止めるものがあればよいのですが…
題字の色が主人公を現しています…大神はどうしよう(苦笑)
タイトルは[筆跡]の意。書きとめた言葉をお読みいただければ幸いです。
贖罪
金品を出したり、善行を積んだりして、犯した罪をつぐなうこと。また、刑罰を免れること。
言葉の定義にはそうある。 だから罪を認められて、その罪を贖うための行為。
だから自分のやっていることは、贖罪などという高尚なものではない。
誰も認めてくれない、断罪もしてくれない。
だから、これは償いではない。
「かみさま かみさま もしも聞き入れていただけるならば、もしも私に善行ということができるのならば、その分を彼らの徳に加えてください。あの人達をたかめてください」
えっと^^;
愛情表現
目に映る自分を気遣うその仕草も
ためらいがちに見つめてくれるその視線も
こんなに俺を愛してると告げているのに
俺は言葉にならないその思いに気がつけない
移転休止のお知らせ。
これはある方に聞かせたくて、伝えたくて書き散らかした言葉の断片。
言葉にしなくても訴えたいことはあるのだ。
言葉にならなくても聞きたいこともやはり…ある。
20020907
願い
あなたが私を大切にしてくださったことに
深い感謝を
私をここまで生かしてくださった
愛しい人に深い感謝を
もしも あなたがまだ私を愛してくれるなら
お願いですから 私の中からあの人を消さないでください
休止のお知らせ。
マリア生誕記念に向けての書き散らかしであろう…一つ。
当時は休止中にころころとTOPを変えていたらしい。
20010628
思いの先(あなたが愛してくれることは解ってた)
言葉はとても大切だけど…
言葉であなたを縛りたくない
同じでない以上 あなたと同じ空の元歩くことはできないのか
あなたと同じ夢を語り あなたが見てる風景
すべてを消して すべてを壊して
あなたの幸せ 祈ることだけしていこうと思っています
あなたはあなたであり続けるよう
私はこの地で願っています。
休止のお知らせ。
これを今君に告げたら笑うだろうか?
それとも怒った顔を見せるだろうか?
だけども、願わずにはいられない。
遠い先なりの君の幸せを。
20010628
同族
もしも あの道化の言葉が 帝都にいる彼女に向けられた言葉なら
きっと彼女は まだ自分も見たことのない 笑みを浮かべるだろう
己の変えるべき場所 どこから来てどこへ行くのか
同族を見つけられたように
自分を根無し草と呼び 故郷と呼ばれる地を捜し
さまよってきた彼女には 救いの言葉になったのだろう
そして その笑みのまま
あの道化を滅ぼすための銃を向けたであろう
存在証明
流れ者が流れ着く街
確かにここはそれを迎え入れて 拒絶する街
休止のお知らせ。
はて、いつ書いたのか不明なのですが、つらつらと。
サクラ3なのでしょうな。
立ち寄った街
もしも あの道化の言葉が 帝都にいる彼女に向けられた言葉なら
きっと彼女は まだ自分も見たことのない 笑みを浮かべるだろう
己の変えるべき場所 どこから来てどこへ行くのか
同族を見つけられたように
自分を根無し草と呼び 故郷と呼ばれる地を捜し
さまよってきた彼女には 救いの言葉になったのだろう
そして その笑みのまま
あの道化を滅ぼすための銃を向けたであろう
流れ者が流れ着く街
確かにここはそれを迎え入れるけど
ほんとはそれを拒絶する街
自ら故郷を作った彼女なら
多分 俺の戦友に大切なことを伝えてくれる
休止のお知らせ。没版です^^;
気に入らないから削ったわけではなく、ただ単に書いた途端復活を決めてしまったもので^^;
2001.06.20
夜の過ごし方
寒い夜は 一人でいないと
とてもさむくて 耐えられない
確かに人といることで 身体はぬくもり得られるけど
失ったときの 寂しい気持ちを
想像すると
寒い夜は 一人でいないと
とてもさむくて 耐えられない
どうかあなたが そんな気持ちになりませんように。
休止のお知らせ。
ちょっと…のーこめんとにさせてくださいませ(苦笑)
20010312
誇りの基
誇りなどありはしない。
すべてはここにはないのだから
俺の誇りは遙か東の愛しい人の立つ場所に
すべてはかの人の笑みが持っている。
けれども新しく持つことは出来るはず
君の誇りが暮らす街を 君の誇りの源に
俺自身が加わり 君らを誇りに思えるとき
ここは俺の故郷になり 誇りを持てると約束しよう。
休止のお知らせ。
これはサクラ3大神ですね。
あー非常にわかりやすい><
しかし日付が…(脱兎
20010312
時の果て
新しい時代が来る
それは別に年号が変わったものではなく 街の形が変わるものではない
古い時間はとまる
二度とは戻らない いつかは朽ち果てる
けれども時々懐かしく手をさしのべる
新しい時代に住まうひとよ
古い時間を忘れて 一時疲れたときにだけ 思い出せばいい
我が名は守り人
古い時間を愛しく思い あなたの一瞬だけ懐かしむ思い待つ存在
休止のお知らせ。
えーと
誰というのはないのです。
強いて言うなら、中原…のかな?
20010318
遠き地へ
あなたには懐かしい街
けれど私にはすべてが違う異境の地
だからあなたの為に祈ろう
あなたがいつまでも永遠に幸せでありますように
そして
あなたが触れるすべての地が
心休まる地であらんことを
休止のお知らせ。
これもサクラ3かな?
祈り調のものが多いのも、中原のマリアの特長かも。
祈るしかできない。でもその祈る対象は…どこに?
20010328
夜の間に
解ってる 貴公に思い人がいることくらいは
解ってる こころがこちらに向いてないことくらいは
けれども どうしてもすがりたいときがある
どうしても触れたいときがある
だからずるいと承知で無理を言う
こんな寂しいときは
一族を率いる長でなく
ただぬくもりが欲しいとな
貴公には解らないかもしれないが…そんな夜もたまには…ある
休止のお知らせ。
巴里の蒼の御嬢ですな。
まぁ…どんな立場でもそんな夜更けはあるもので(脱兎
20010411
Promised Land
そんなに人を信じたければ 信じるがいい そうだ 賭をしないか?
人を信じるお前と 力を求める俺と
どちらがそこに近づけるか
俺は俺の考える方法で この地を救いたい
お前は…護りたいのか?育てたいのか?
近くにいて最も遠い お前の心も解らない
お前は全てが終わった後も 傍らにいてくれるのか?
手を伸ばしたら その手は空をきらないだろうか?
これも予告編になるんでしょうか(笑)
ふっと思いついたものがありましたので、とりあえず。
序盤だけは書き始めたんですが、どうなる事やら(苦笑)
甘い話になりそうです(苦笑)
19990908
ジゼル
本を眺めながら ふと気になった
ジゼルは裏切られ 死に追いやった相手のために
聞き遂げられない願いを 主に哀願し
報われないと知りながら 約を違えて彼を護り
護り通したその先で 消え去ったのだという
その最期は安心しきったようなと書かれているけど 満足だったのだろうか?
傍らにいる この話を教えてくれた人に聞いてみた
「誰かに裏切られて死んでも 護りたいって思うことってあるかい?」
少しきょとんとした表情をしたかと思うと 少し真面目な表情で答えてくれる
彼女は俺の聴く問いは 真剣に返してくれる
大切な質問も こうした他愛もないものも区別なく
「そうですね…大切な人なら」
その答えに 漏れそうな笑いを必死にこらえる
なぜならこれの正反対の問いをしたら 顔を真っ赤にするほど頭を振って否定しそうだから
「そっかぁ…幸せだね」
「そういう人が側にいますから…裏切ってもそのせいで死にかけても残ってくれた人がね」
ぼぅっと言った俺の言葉にあまりに自然に彼女がそう言ってほほえんでくれたものだから 危うく聞き逃すところだった
「…そう言う人がいるの?」
勢いよく席を立って おそるおそる聞いてみる
「ええ。いますよ」
呆然とする俺の耳にそれだけ鮮やかに残して 彼女はその場を後にする
…どうかそれが俺の知らない人でありませんように…
勝手ながら そう祈らずにはいられなかった
なぜ、大神視点だとこれほどまでにお馬鹿になるかなぁ(苦笑)
と言うわけで、久々の大神・マリアの大神視点語り物です。
ジゼルという犬の言葉で一作品書いていたのですが、別パターンが欲しくなってしまって…そもそもジゼルって村娘の名前なのに、雄の犬につけるかなと言う気もしますし。
勿論、推測されるとおりマリアの指してるのは、大神のことです。回りくどい告白って個人的には好みなもので(^^;
19990714
まもりびと
手を伸ばして その暖かさを感じるよりも
少し離れたところから 声の暖かさを感じる方がいいと言ったら
変な顔をされるのでしょうか?
暖かいものは 心地よすぎて失うことが怖いから
空気の暖かさの方がいいのです
あなたは消えたりしませんか?
いなくなりはしませんか?
そんなことを聞いたって 意味などないのに
遠くで幸せそうにしている あなたは何故だか とてもおぼろにみえる
だから大切に大切に 遠くのあなたを護りたくて
あなたの大切な者達と 幸せそうなあなたを見ています
そこに立ち入る事は 最大の禁忌
守人として生きるための 禁忌
悲しいなんて言わないでください。辛いなんて言わないでください。
もしもそんな人を見かけたら 言葉よりも中に入れてあげてください。
マリアは…大丈夫か(^^;
何せ、言葉よりも行動の方がいいって解ってる人がいますから(^^)
19990709
ことば
傷つける 傷つけられる それはいつものこと
自分の理想と現実と
見える自分と見えない自分
言葉に縛られることを 望み 拒んでいる
どうして素直にとれないんだろう どうして違うと言えないんだろう
ことばの怖さを知ってるから ことばの力を知ってるから
ことだま
望みこと 呪いこと 思いのたけを声にする
こうありたい こうあって欲しい
向けたことばは 全てことだま
大切なものなのに そのことだまは縛ってしまう
自由でいて欲しいのに ことばにするだけ縛ってしまう
だからひとつひとつ 選びながら口にする
大切に思う 気持ちが伝わるように
今回は後書きはいらなそうな気がします(笑)
どうしても言いたいことはあるんですけれど、うまく言えなくて、伝わらなくて悲しく思うことが多くあります。
マリアもそう言う怖さを知ってるのではないかなと、初期の頃ぶっきらぼうな口調を見る度に思います。言葉の力って戦争の中でも大きな力を持つものですから。
19990623
ぬくもり
真夜中に目が覚めるのは 誰かの隣にいた時かいやな夢を見た後
安心できるぬくもりを求めて 右手で二回 傍らの貴方の肩口に触れた
てのひらに伝わるその暖かさが 確かに貴方がいることを教えてくれる
誰かが傍らにいるときには眠れない 永遠の別れになるかもしれない不安
鼓動は嫌い 規則的なその音はいつか止まるから
だからぬくもりで確認する
どうか 貴方がそこにいますように
次の朝も 私に声をかけてくれますように
らぶらぶじゃないですね(^^;
でも、とても不安になることがあるんです。そんなときは傍らにいる人の存在を確かめたくなります。
19990622
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