ごめんなさい、これは私の復讐なのかもしれません。あなたの返答へではなく掻き乱され続けることへの、限りなく身勝手な復讐。さらに理不尽なことに、困惑させる術を手に入れたことを喜んでいる私がいるのです。それは私にとっても表現の妨げなのに。
本音とそれを抑えている理性だとか、そんな簡単に説明できるものではないのです。感傷に狂う私も、優しさに満たされる私も、どちらも本当なのです。喜んでは嘆き、信じては疑い、浮かんでは沈むことの繰り返し。大切なものはきっと変わってはいないのに、独り踊り続けて道化のようです。
止まったままの桜随想を1ページに纏めました。また、デバックモード紹介を別ページとして独立。これ目当てに検索して来てくれる来訪者さんって、結構いるようで嬉しいです。
私は嘘吐きなのです。叶わない恋が辛いのではないのです。答えはわかっていたのだし、成否の重要度は低く、消えてしまいたいほど痛いことではないのです。
ただ、失恋に浸っていると楽だから。筆が進んで都合がいいから。一番感じたくないことを誤魔化せるから。だから、自分にも傷ついた振りをしているのです。
恋愛に当て嵌めると楽なのです。それはメディアを通して散々見てきた、わかったつもりになってきた感情だから。だから違うものであると感じながらも、型に嵌めようとするのです。マニュアルにないと困るから。納得できないと不安だから。怖いから。
……毎日言っていることが違うぞ、自分。日々の感情にプロットなんてないのだから仕方がないけれど、纏まらないうちに吐き出してしまうのも考えものかな。
ええいっ、こんな私に構ったあなたが悪い! ……だから私はそういう人間なんだってば。ごめんなさい、自分でも持て余しているのです。
ただ、こうやってうだうだと言っていられるのは平和だから、幸せだからだとも思うのですが。そう思えるのもまた然り。昔は幸福だと口にすることに、異常なまでに抵抗していた時期もあったのにね。
もう、いいんだ。踵を降ろして、眼を閉じるから。
何をしても何を考えても、一つのことにしか繋がらない頭を冷やそうと、少し間隔を置いてみました。そんな視野の狭さを悲痛に、あるいは誇らしげに訴えられるほど無知ではないけれど……いや、やっぱり私は何も知らないよ。
振り落とされないという安心感があるからこそ、その掌の上で飛び跳ねてみたり、喚いてみたり、拗ねてみたり、時には引っ掻いてみたりなんてことが、この小心者にもできるのでしょう。そんな甘えに狡さと怖さを覚えてしまう私も、きっと消えないけれど。
一つ疑い出すと、何から何までわからなくなります。嫉妬なんて感情を覚えたのはいつだったのだろう。初めて好きだった人にきっぱり振られた時、その人も、その人が好きだと教えてくれた人のことも、恨んだりはしなかったのに。
結局は全部どこかで聞いた、誰かの言った言葉を覚えてきたのでしょうか。世俗的なものばかり詰め込んできたのでしょうか。自らの内から生まれたものはあるのでしょうか。やっと自分のものにすることができた喜びは嘘だったのでしょうか。
でも、それでもね、大切にしたいのです。この心にあるのはどんなものでも。ひとつひとつを積み重ねてゆけば、何かが残る気がするから。残ってほしいから。何かがわかる気がするから。わかりたいから。だから、自分のことで精一杯のこんな子供を、お姉さんは苦く笑っていてください。
花粉症が辛いです。眼が痒いのも勘弁してほしいけれど、一番嫌なのはくしゃみに思考を途切れさせられること。せっかくノッていても、素に戻ってしま……へきしっ! だーっ、邪魔するんじゃないっ!
自分で書いておいてだけど、少女という響きは果てしなく柄でないなあと。いや、実年齢という理由ではなく。小中学生の頃の私だったとしても、今とは違う理由で、今以上に否定しただろうけどね。アイリス子供じゃないもん。
コドモとかワガママムスメとかそんな風になら言えるけれど、私の中で「少女」という言葉をどこか神聖視している部分があるらしい。花組の子たちをそう呼ぶのもそのせいかな。1の時点でも年齢的に厳しいのはわかっているんだけど。
モニターを凝視したまま固まった後、ようやく乾いた笑いが。単に私が間抜けだっただけというのが何とも。1年以上無駄に寂しがっていたとは情けない。
だってだって、投稿先の宿主さんが引っ越していたなんて知らなかったんだもん。目次に直リンクしていたから、トップページのお知らせに気がつかなかったんだもん。ご自身のサイトはお休みしたままだったんだもん。うわーんっ(泣)
……えぐっ、えぐっ、SSのお師匠様に再会できました。ご健在でいてくださったこと、新たに作品(2作も読み損ねていました)を拝読できたこと、感激しています。純粋に読み物としてファンであるのは勿論のこと、私がSSを書くきっかけとなった師匠の作品からは津波級の刺激を受けます。この高揚感、心地よい。今、すごく掻き立てられています。
人の腕は、なぜもっと長くないのだろう。指が食い込むほど肩を掴んでも、背中に吹く風を誤魔化せない。
さてさて3も目前。サクラではヒロイン=恋人とは限りませんから、まあ大らかにいきたいなあと思っています。個人的にはグリシーヌ(もっぱらグリちゃん呼ばわり)が好みだけど、どうなることやら。
……なんて呑気に言ってる場合ではない。DC版未だ手付かず。だから私は追い詰められないと何もできないんだってば(汗)
うーん、せめてさくら・マリアのクリアデータは作っておかないと天城的サクラ観の崩壊だ(大袈裟) そんなわけで強攻策、速攻不休プレイを決行します。間に合わなかったらそれまで。Web上にあるオールクリアデータに手を出すという方法には、私は意味を見出せません。
うちの大神くん、なんとか帝都の平和を二度護りました。後はヒロイン選択のところから流用するけど、こればかりは何度やっても気が進まないなあ(特に1はね)
DC版、ボタンの操作感覚がそのままだったのは好印象。ただ、DCのコントローラは大きくて持ち難い。成人男性が基準なのか? ぷるぷるぱっくでさらに重くなるし。この機能、戦闘中は頻繁すぎて食傷気味だったけど。
VMの画面でかなり凝ったことやってくれているのはいいんだけど、視線をモニターと行ったり来りは面倒。3のプレビュウディスクにあった流れるメッセージも読み辛かったし、コントローラは膝の上派としては不満要素かも。
あと第十二話だけ。Rトリガーって便利だなあ。……あ、いや、台詞ほとんど覚えているし(汗) さすがにこの辺りは戦闘漬けでうんざりしていますが、基本的にシミュレーションパートはパズルのような面白さがあって好きです。特に2第八話の赤坂正面突破とか、第十一話のミカサ甲板戦とか、風作戦でガンガンいくのが爽快です。
さくらくんとマリアで印象深いのは2の第九話、教会でのシーン。マリアがすべて口に出せなかった言葉を、しっかり伝えてくれるさくらくん。この対比は非常に面白い。二人の違いが端的に表れていると思うのですが。
サクラ大戦3、発売おめでとうございます。まずは1回クリアしました。ここでネタばれ話はしませんが、期待以上の出来。眼と頭の痛みも忘れて大満足です。
ここまで涙脆かったかなと思うくらい、涙腺緩みっぱなし。ストレートに泣かせにくるシーンは勿論、登場人物の表情ひとつ台詞ひとつ、最初の戦闘のBGMを聞いただけでも泣く始末。きっと大神ならこう考えるのだろうと思ったことを、そのまま毅然と口にしてくれた時は感激でした。
ヒロイン関係の展開には厳しい意見もあるようで。自分がもっとやり込んで消化できるまでは、余所様で感想を聞くのは控えようかなと思います。流されてしまうのは嫌だから。
現在のお気に入りキャラクターは、予想通りグリシーヌ、戦闘時(特に必殺)は一転して格好いい花火くん、台詞回しに惚れたコルボーといったところでしょうか。グリちゃん、融通の利かない子って好きだよ。
大切だと思う気持ちが大きくなってくると、どうしても守りに入ってしまうんですね。新しいものへの寛容さを見失い、今あるものを壊さないことへ執着してしまう。サクラプロジェクト2000以降の展開に、いかに保守的な視点で評価ばかりしてきたのかと驚いています。
純粋に楽しめるということ。それがフィルタだと言うのなら、それでもいいです。それだけで十分に、ファンとしての誇りだと思うのです。
あなたの何よりの幸せが、たとえここにはないのだとしても。
私はヒロインイベントでの行動が、帝都に残してきた人への裏切りとは考えません。2の第八話批判の際にも思いましたが、失いたくない大切な人を抱き締めたら、それが異性であったら、イコール恋愛ですか?
信頼度がそのまま恋愛度になってゆくシステムである以上、仕方がないのかもしれません。ですが、何でもそれに結びつけようとするのは危険です。相手に恋愛感情を含めて慕われてしまっても、大神が初心を貫いたことに変わりはないはずです。
中途半端な関係を築いたわけではないのです。今までヒロイン選択時でも、誰も拒絶しないような展開にしかならなかった大神が、あんなにもはっきりと「大切な人を残してきている
」と言い切った。満足すると同時に、すごいことだと感じます。
それ抜きにしても、3の大神って格好いいなあと惚れ惚れ。藤枝姉妹の存在も大きかったし、特に1ではプレイヤーという色が濃かったけれど、今回より主人公らしくなったと思います。
わたしはこの地であなたの永遠になる。
初回のグリシーヌに続いてエリカくんでクリア。……だっ、駄目だっ! 相変わらず天城さん泣きすぎです。
さてと、初めに触れた意見が痛すぎてサクラサイトから離れていたんですが、そろそろネタばれ感想を読みに行こうかなと。攻略情報も知りたいし。今度はもう少し気をつけて歩こうっと。そう言っていても結局全部読んでしまうんだけどね。