荒れています。恐怖を伴なう後悔と、自棄のような強気が綯い交ぜになって、胸苦しいことこの上ない。
困ったことにこういう時ほど筆が進むもので、わかる人には苦笑されそうな予告を公開。とうとう極悪アマギが本性を現しましたぜ。うけけけけけっ<おい
怒りにも似た感情を持つのは、あなたと私が似ているからなのだろう。まだ「似ていた」と過去形に言い切れないのが悔しくもあり、あの人に申し訳なくもあるのだけど。
あなたのためにしたんだ。そう言えば格好はつくけれど、それは嘘。黙っていられなかっただけ。自分のことは棚に上げて、いや、わかるからこそ許せなかっただけ。
人の優しさって何なんでしょう? 優しくしてくれる言葉は心地よいけど、思わず縋りたくなるけど、そのたびに弱くなってゆく気がしていました。それが怖くて堪りませんでした。でもそうではなくて、それを力とできる人が、そして、そういう優しさを与えられる人が、強い人なのだと思います。
優しい人になりたいのです。人に優しくできるくらい、強い人になりたいのです。求めたのは、馴れ合うでも、蹴落とすでもない、あなたを救う方法。
でも、私のとった行動は、あなたを追い詰めてしまうのではないか。傷つけてしまうのではないか。どうして激情で動いてしまったのか。もっと柔らかい口調にできなかったのか。……切りがない。
間違っていた? 答えを知りたい、でも知りたくない。また言い訳と逃げる準備をしだしそうな自分が怖いよ。ねえ……今、何を考えていますか?
桜随想第8回を掲載。さくらくん、1の時苦手だったのは本当だけど、今は1の彼女も好きです。物事っていうのは、どう捉えるか、どう考えるか、それによって得るものがあまりに違ってくる。失うものもまた……。身をもって知りました。
「白」というのは雪国の人にとっては冬の色なのかもしれないけれど、私にとっては夏の色。車の後部座席、窓から目一杯に吹き込んでくる風、シートから乗り出すように前方を見やると、照りつけられたアスファルトの向こうに逃げ水が光る……。もうずいぶんと昔のことだけど、そんなことをよく思い出します。
毎年蒸し暑さとセミの鳴き声には閉口するものの、やっぱり夏が好きなのかもしれない。今もPCの放熱に悪態をついているというのに、近年はそう思うようになりました。大嫌いだった水泳の授業(水泳自体が嫌いなわけではない、苦手だけど)から解放されたのもあるのかも。
「差し伸べし手」は、私がSSを書きたいと思い始めた頃から頭にあった話で、かれこれ2年も温めていたりしました。もっとも、当初はもっとマリア寄りの話でしたが。心理面のみとはいえ(苦笑)、すみれくんは私であり、マリアもまた私。空回りしている気がしてならないのは、作品を出す時にいつも感じることだけど、この話では特にひどかったですね。
白は好きな色です。でも夏の白は痛いのです。そしてそう感じる自分が、少し寂しかったりもするのです。
少し前だけど、本家の全歌謡曲人気投票に参加させていただきました。その時の気分によって選択が変わってしまうくらい、順位をつけるのは難しいですね。
最近のBGMはもっぱら新・歌謡全集2。昨年に増してミュージカル色が強くなっているなあ。かえでさん大活躍ですね。しかしカンナの出番少なくない? どれもいいんだけど、現在のお気に入りは「新しい未来へ」かな。最初「?」と感じた歌も、何度も聴いているうちに馴染んできて、自然に口ずさませてしまう辺りはさすが。
名古屋プレビュウで聴いて以来、「キネマ行進曲」も大好きな歌です。テンポのいい曲なのに、歌詞にどこか哀しみのようなものを感じるところが、すごく胸に迫るのです。
e-sekaiのサクラページが更新されてましたね。……って、ちょっと! 何で楽の中継、変更なんですか!? 「楽は役者も観客も雰囲気がまるで違う」そう耳にしては憧れつつも、一度も千秋楽を観たことはありません。アナログ接続じゃ映像はろくに見れないとはいえ、楽しみにしていただけに残念。
でも「盛り上がりに欠ける」なんて感じたことはないし、十二分に楽しませてもらっている。何より、今年もまたあの空間に存在することができる。……贅沢な話なんだろうなあ。
「あなたのために」 なんて便利で卑怯な言葉なのかと泣きたくなるね。
またもや日付けが変わってしまっている。昨日、桜随想第9回を掲載。
この頃はポケサク装備して歩いています。振るなんて邪道なことはしないのさ。バイトがある日は1万歩くらいいくけれど、途中で操作できないのでポイント溜めばかり。未だに帝都を巡回中です。
しっかし「はずかしがらなくていいのよ
」なんて、さくらくんは言わないと思うぞ。このプレイヤーはどういう立場なんだろう? 実際に購入しているかはともかくとして、説明書とかは低年齢層も意識しているみたいだから、子供相手だと考えればわからなくもないかな。
続け様に地雷を踏んでしまった記念(少しは自衛しろよ)に、実力不相応なことを書きます。癇に障る方は読まないでください。
SSを書き始めた頃から考えていることに「その人の嫌な部分を書きたい」というのがあります。貶めたり、不幸にしたいからではなく、より深く理解したい、あるいはしてほしいから。それが色濃く出たのが「色褪せし幻想」の殺女であり、「差し伸べし手」のすみれくんだったりするわけです。
何らかの対立を描く時、客観的または一般的に見て善い側、あるいは弱い側に読者を感情移入させる展開は好きです。とても入りやすいし、爽快感がある。まさに王道。相手側に感情移入させない方がいいことも、多々あるでしょう。
でも、逆の立場を掘り下げれば、深みを与えられると思うのです。その人の弱い部分だけではなく、醜い部分まで抉り出したい。それが目標です。……ターゲットにされてしまった人には申し訳ない気もするけど。
可愛い、綺麗、愛しい。そういうことって、それだけをただ押し出したり、嫌悪を促す対立者を置いたからといって、伝わるというものではない気がするのです。嫌いなものを貶めたからといって、好きなものへの愛情が伝わるわけでも、深まるわけでもないのですから。
ましてや、散々扱き下ろしておきながらラストでいきなり和解してしまうような、一方に対する都合だけで作られた展開には魅力を感じません。そこへ到るまでの葛藤が重要なのに。
……ああ、本当に私が言うにはおこがましい内容だ。うだうだ言ってる暇があるなら、実際に作品で納得させてみろってーの。そんなわけで、次回作も気合い入れて抉り出します。(でも今度のは本当に救いがないんだよなあ(汗))
誤解されそうかなと思ったため、昨日の続き。基本的にほのぼの、ラブラブなお話を読むのは大好きです。特別、贔屓の娘でなくてもね。
暖かく、優しい気持ちにさせてくれる作品ってすごいと思います。ネガティブでは決して出せないもの。そういうものを創り出せる人をとても尊敬してしまいます。(憧れつつも書けないのは、私が少しもほのぼのした人間ではないからだろうなあ)
昨日の元にした文はずいぶん前に書いたものなので、少し補足。相当に楽屋裏な話なので、作品のイメージを壊したくない方は読まないでください。
休止中にいろいろと考えまして、私にとって作品を書く意味や目標とは感情を書くことなのだと、一応の結論を得ました。
自分の感じたことを形にしたい、認められたい。それは、従来からの「嫌な部分を書きたい」という考えに、少しも反するものではないのです。そういう部分こそ、私の中で燻り、外に出たがっている感情なのです。たとえ、まるで違う立場の人の感情をシミュレートするにしても、結局は自分の内から出たものが元になるのですから。
別に、自分を切り売りするとか、生活全般をネタにするとか、そういう気はしません。今後何年も創作を続けたら、また違った考え方になってゆくのかもしれないけど。
あ、全部が全部私の感じたことそのまま、というわけではないです。当然ながら。芯となるものを物語のシチュエーションに当てて、頭の中で膨らませてゆく。一番好きなのはこの過程かなあ。ノリがいいと、ホント気持ちよく出てくるのです。そんな「どかかっと筆が進む」ことは、なかなかないけどね。
それにしても、こういう姿勢ってやっぱり読者不在? 私の作品、読むと疲れるって言われたこともあるし。少なくとも「楽しんでもらいたい」という意識が薄いのは事実。そんな押しつけがましいものまで読んでくださる方には、心から感謝しています。
桜随想第10回を掲載。ゲームキャラクター論は、そのうち対談形式で載せようと思います。
男女の恋愛感情に限らず、恋って辛いことの方が多いのではないでしょうか。相手を慈しむ愛とは違う、焦がれ求める恋だもの。そんな自分本意な感情、どこかに皺寄せがきて当然なのではないでしょうか。
歌謡ショウが近づいてきました。この高揚感は心地いいけど、その前にやらなければならないことが山積みなので、あまり浮かれてばかりもいられない。8月は長期不在になるので、それまでに1作公開したかったんだけど、ちょっと無理かも。
忘れているわけなんてない。叶えたくないわけなんてない。でも言わない、言わない、言えない。「負担になるから」なんて、気遣いはきっとまた言い訳なんだろうなあ。ごめんなさい。
怒られてしまった。うん、わかっている。私は卑怯だ。ごめんね、ごめんね、ごめんね。明日は直接言うよ。
桜随想第11回を掲載。前に日記で書いたものも流用しています。あの頃は高校辞めてぷらぷらしていた時期だったから、本当ゲームばかりしていたなあ。元々ひとつのソフトをやりこむタイプなので、本数は大したことなかったんだけど。
時間はたっぷりあったし、バイトは少ししていたから小遣いもあった。でも、このままでいいわけないんだ、こんなの続くわけないんだって、それはよくわかっていたから、焦りとか不安とかはありましたね、やっぱり。
落ちゲーやりながら考え事をするという趣味(?)を持つ私は、花コラクラシックで延々と宝石を消しながら泣いたりしていたっけ。こんな状態を2年も待っていてくれた両親には感謝しています。
今年も行ってきました、歌謡ショウ! 掲示板にも書いたけど、ちゃんとした感想はもう少し後で書きます。
それにしても朝早くに家を出たのに、大雨で新幹線が止まっているとは。ショウも3時間半とかなり長かったため帰りもギリギリ。変更のできないこだまの安いプランのため他の予定を潰して、15分だけ浪漫堂へ寄ってダッシュで帰りました。今度はもっとゆっくり行きたいなあ。
土曜日に録画しておいた第一話のビデオを観ました。あまりな批判ばかりだったため覚悟決めていたんだけど、思っていたよりずっとよかったです。拍子抜けするくらい。作画、悪くないんじゃないですか。絵柄の好みは、1のシャープさが好きなので置いておきますが。
ストーリーにしても、さくらくん以外の花組が鬼みたいなことを聞いていたけれど、あれは怒るでしょう。特にすみれくんの反応は当然かと。疑問を持ったり、納得できない部分もあるけれど、私的にはかなり良いと思いましたね。