Endless Recorder

1999年10月

10月1日(金)

トップを改装、各ページも配色を変えました。前よりすっきりしてなかなか気に入っているけれど、すぐにまた変えたくなるんだろうなあ。限られた条件の中であれこれとデザインするというのも、結構楽しかったりします。

ところで、少女が恋に恋するというのはよく聞くけれど、男の人はそういうことはないのでしょうか。もっとストレートな欲求があるだけで、夢を見たりはしないのかな。


10月2日(土)

Webページ作成を扱ったメルマガで「XHTML1.0ドラフト速報」というのを読む。当分は今のままでいいとはいえ、乗り換えるのは面倒くさそう。

一番悲しかったのはタグは小文字でということ。私が勉強した本やサイトでは大文字で揃えてあったし、その方が格好いいと思っていたのにー。弟にそう言ったら「言語なら小文字で書くのが普通」と、さも当然のように返されてしまった。うー、余計悔しいぞ。


なかなか来ないので落ちたかと心配になっていたけれど、昨日大検の合格通知が来ました。はあ、よかった、取り合えず。どんなものか知るためにも来年受けてみろと親は言うけれど、まだはっきりと道を決められていないのに周りが急激に変わっていくようで、なんだか怖いのです。


10月3日(日)

セガのその他BBSで話題になっていた「精神年齢鑑定」というものを試してみたら、精神年齢は実年齢と同じだったんだけど、幼稚度が幼稚園児並みと高く、お友達になれそうな人(精神年齢や幼稚度などが似ている人)はアラレちゃんだそうで……。

周りに与えている印象(極親しい人除く)よりずっと子供っぽいのは自覚しているけれど、ちょっとショックでした(笑)


10月4日(月)

連載といいつつ(一応METAタグにはそう書いてあるんですよ)3ヶ月も止まっている話の続きを書くために、少しずつだけどサクラ2の台詞の書き落としをやっています。とにかく一通りテキスト化していくんです。1の方は前にやってあったんだけど、今度は2を元にしたものなので。

何でこんな面倒なことをするかというと、ネタの掘り出し、裏づけ、そして何よりサクラをより深く理解するため……って、それはちょっとカッコつけすぎか。でも一文字ずつ打ち込んでいく過程で、いつもは流してしまう台詞も深読みしたり、新たな発見があったりと、かなり有意義なんですよ。……時間の無駄使いって言われるけど。まあ贅沢な話だとは思います。

実は全台詞、全分岐網羅を企てているんだけど、まだ1のが2巡したくらいなので、完成時期はさっぱり未定、挫折する可能性大ありです。サクラでは台詞の吸い出しツールって聞いたことないし、私は解析なんてできないから、直接打っていくしかないか。サターンが動かなくなる前にできるといいけど。


10月7日(木)

1日の日記の続き。男性はメンタルな関係にはロマンティストであっても、性の関係については物質主義者が多い……らしい。うーん、説明されれば「まあ、そういうものなのかなあ」とは思うけれど、実際にシミュレートするのは難しいですね。


10月8日(金)

誰かを楽しませるというのは、とても難しいこと。エンターテイメントのために自分を抑えたり、また、その上で創りたいものを創るということは、私にはできません。そういう意味でも全くのアマチュアです。

でもこういうメディアでなら、尖がったものでも許されると思うのです。今はまだ、思うようにやっていこうと思います。ご意見くださった方、本当にありがとうございました。


10月9日(土)

ネット上でしか付き合いのなかった方に本名を教える機会があって、ちょっと恥ずかしかったです。嫌いではないけれどよくある名前だし、その割りにこんなカッコつけているというか、不相応なハンドルを使っているとなおさら。あ、でも逆に実生活での知り合いに、というのも恥ずかしかったなあ。どんなに気取ってみても、普段の私を知られていますからね。

台詞の書き落としはようやく第四話をやっているところ。今取りかかっている話は、この辺りが舞台なので細かくチェック。いい台詞をじっくり味わえるのは嬉しいけれど、嫌な台詞もばっちりです。天笠くん、相当腹立ちます。第一話の姫もやだったなあ。うーむ、大神は偉大だ。


10月10日(日)

ドラマCD「新西遊記」に、花咲く乙女の新バージョンが収録されるそうで。……大丈夫だろうか? 檄帝改もいいけれどやっぱり初代檄帝の方が好みだし、花咲く乙女は一番好きなサクラソングなので、ちょっと不安です。大切な歌だから、ホントはあまり手を入れてほしくない。イメージ崩すようなことだけは勘弁です。

外をお散歩していると、無性にさくらくんの話を書きたくなります。まったく、反抗的というか、天の邪鬼というか(苦笑) でもね、勿論それだけじゃなくて彼女がすごく好きだからですよ。いつか、苦手な方にも納得してもらえるようなものを書いてみたいです。でも読んでもらえるのだろうか。まずはもっとちゃんとしたものを書けるようにならなくては。

そういえば、昨日1000ヒット達成しました。ありがとうございます。カウンタ、表に出したほうがいいかなあ。


10月11日(月)

ホントかウソかなんていいんです。ただ、あなたにそう言ってもらえたことが嬉しくて。あなたは優しい人だから、気遣いで口にしただけなのかも。でもこの喜びは紛れもない事実。だからいいんです。ありがとう。


10月12日(火)

いつもぐちゃぐちゃと考えているくせに、私、実はすごく単純なのかもしれません。自分でも驚くくらいに。でも、それもいいかな、なんて思うのはおかしいでしょうか?


10月14日(木)

煙たがられることには慣れてるけどね、それでも傷ついたりはするんだよ。悪いのは自分なのにやっぱり知りたくなかったなんて、ムシのいい話だとも思うよ、ホント。

逃げ出すことは簡単で、全部なかったことにするのもそう難しいことじゃないけれど、それではあまりになくしてしまうものが大きいから。……ああ、そうか。これがあの人が言っていたことなんだな。でもごめんなさい。誠実でいたいのは本心だけど、私はそこまでまっすぐにはなれないんです。

逃避の安息よりも、それによって失うものの大きさが勝っているうちは大丈夫だと思います。後ろ向きでちっぽけだけど、そう考えれば何とかなりそうです。


10月15日(金)

どこからもリンクしていなかった我が家のトップページ(/~teraの直下)へのリンクを、こっちのトップにはりました。というのも、単にプロバイダから置けと言われていただけだったところに、ようやく別コンテンツを作ったからなんですね。

サイト名はオウガバトルから。予定とはいえコンテンツに統一性がないから、なんて理由です。ブリュンヒルドがなくても大丈夫です(オウガバトラーにしかわからないネタ)

リンクルームにはサイト開設にあたり、お世話になったページへのリンクがあります。珍しく私が自発的にはった、一方的なものです。有名なので私が言うまでもないんだけど、とほほ様のページはいいですよー。一括ダウンロードできるので、いつも横に開いて作ってました。こちらを知らなかったら、HTMLを手で書くなんてやっていなかったでしょうね。


10月16日(土)

今月のゲーム批評をやっと購入。以前ほど魅力を感じなくなっているのに、変な意地張って買い続けているのはいかんなあ。

私が読み始めたのは、小泉初代編集長の「何でも終わらせちゃう」時代、それもVol.8「スクウェア幻想の真実」だったものなあ。恐ろしく強烈な出会いでしたよ。3年半前のPS参入や、スタッフの引き抜きを批判した内容で、プロパガンダとも言われてるらしいけれど、結局本当のことだったのかどうか、私にはわからない。ただ、とんでもないショックと、その後のゲーム業界観に多大な影響を受けたことは確かだけど。

この雑誌のスタンスは好きだけど、スクウェアバッシングは明らかだし、公正だとは思ってない。まあ、需要はあるし、他誌では絶対にやらないからいいんじゃないかなとは思う。せめてうーちゃんは復活してほしいのだが。

私はスクウェア、今は嫌いってほどでもないし、ロマサガ3以降ソフトは購入していないから、やってもいないソフトの批評なんてできない。ただ最近の「チョコボなんたら」とかの、他人のまわしで相撲を取る的なものは、いい気はしないぞ。


10月17日(日)

昨日は珍しく執筆が進む。ごく偶に、こんな風にどかかっと書ける時があるんだけど、すごく気持ちいいな。「よっしゃ! こりゃあいけるぜっ!」って感じで、機嫌がいいのだ。

そんなわけで、止まっちゃっているお話の続きです。実はもう予告はアップしてあります。見つけ方はこの前と同じ、トップで「すべて選択」。でも、今後忙しくなりそうなので、いつ完成できるかは不明です。


10月18日(月)

サクラプロジェクト2000、インターネット中継で見ました。アナログ接続だから映像は悪かったけれど、音声はちゃんと聞こえたのでOK。やっぱりありましたね、3の発表。新キャラ5人とは、また思い切ったことを。3で完結、ウェディングエンド説は外れたか? いや、説というより願望だけど。

そりゃあ私は1が一番好きで、それはこれからも変わらないだろうけれど、排他主義ではないつもりです。不安なことは多いけれどやっぱり楽しみだし、まず初めに1があったことを忘れないでいてもらえるうちは、これだけ入れ込んだサクラをずっと見ていきたいと思います。


10月19日(火)

慌ててトップにネタばれ警告を追加。まあ、知りたくない方は、この時期あまり出歩いてはいないと思うけれど。

しっかし、私って結構冷めてる? 大して動揺していないや。フランスで華撃団を作るって話なら、本家のSSでまんま読んだことあるし。ちょっと残念なのは「第一話のボスは葵叉丹」の法則が崩れることか。いや、この期に及んで登場されるのも困るんですがね。

あと気になるのは、あかほり先生の小説化。12月って、もうすぐじゃないですか。それまでにこちらが何とかは……無理だな。予想通り、急に忙しくなってしまったし。

それにしても……あの豪華絢爛なラインナップを見ていると、金欠というより破産しろと言われたようなものですな。くーっ、バイトできない時にこんなにも発表しないでよー。(さしあたって花コラ2は無理そうな貧乏人)


10月21日(木)

いろいろと情報収集してみると、ずいぶんと悲観的な意見が多くて驚く。たとえ従来のキャラが活躍しないとしても、実際にプレイしてみるまでは文句は言わないつもりです。

ところで光武Fの「F」って何? Flyだったら嬉しいけれど、まさかFranceってことはないよな。巴里に華撃団作るってことは、賢人機関が関係してくるのかな? その辺も興味深いです。フランスが舞台なら1926年から始められるから、4の時に花組も今までよりは年食わなくてすみますね。だらだらと続けられるのは不安が多いけれど。

SS書きたいんですけどね、予備校生というものになってしまって、しかも土曜日にいきなり模試受けるんで時間が取れない状態です。昨日出席した限りでは、残念ながら質が低いと感じました。授業に活気がない。教師が活き活きとしていないのは駄目です。やはり佐鳴を超える予備校はないと確信する。それなら自力で力をつけてやろうと、なんか燃えてるみたいなので、精神状態は悪くないです。


同日追記。

光武Franceネタ、本家ですでに出ていました。すみません。


10月22日(金)

捩じれた心では、すべてが歪んで見えるもの。限りない自戒を込めて。


10月23日(土)

だーかーらー、たった4日で英語と数1・A全部なんて、無理に決まってるでしょう! 大検では受けなかった科目だから、実に3年近いブランク。無謀としか言えないって。そんなわけで、模試受けてきたんだけど、英数は呆れるほどダメダメでした。急に決まったこととはいえ、今まで放っておいた自分のせいですからねえ。くーっ、このまま終わってなるものか!


ドラマCD「怪盗・紅蜥蜴」聴きました。うーん、面白かったんだけど、声だけじゃ無理があるかな、と思った箇所がありましたね。氷漬けの美女とか。視覚的に演出できたらずっと効果的だと思うから、もったいないなって。

しかし永島織姫でシリアスは無理なのか? あかほり織姫とのギャップが酷いのは相変わらずですな、楽しいけど。姫ファンはどう思ってるんでしょうね。あと、ドクロXってあんなにガラの悪いお方でしたっけ?


10月24日(日)

ドリマガでサクラプロジェクトの記事を読みました。光武Fってこんなのだったのね。ちぇっ、飛びそうにはないかなあ。霊子力機関はまた一つなのかしら?

ネット上では、すでに新キャラのファンクラブやファンページができているようですね。批判的な意見も聞くけれど、それは決して責められることではないと思います。

従来のキャラへの裏切り? いいえ、別作品のキャラとなら掛け持ちしている方も多いでしょう? それぞれ魅力的な娘たちだもの。心惹かれてもおかしくはないでしょう? 個人的にはグリシーヌ嬢がいい感じです。エリカ嬢と並べるとアンジェリーク2みたいだけど。


昨日の日記、どうにも気が昂ぶっていたらしい。受験のための勉強ではないので(志望校は無試験)そんなに切羽詰まっているわけじゃないんですよ。でも中途入塾ですからねえ。ついていけないのでは意味がないので、気合い入れていきます。


10月25日(月)

誤解されそうな書き方だったので書き足し。サクラってとても懐の深いゲームだと思うのです。物語が好きだとか、メカが格好いいとか、いやアニメ的手法がいいんだ、太正浪漫こそがサクラだ等々、様々なファンがいますよね。そして勿論、キャラクターが魅力的だというファンも多い。多いなんてものじゃない。ある意味根底だと思います。

個人的には、ゲームを通してキャラに惹かれてゆく方が好ましいとは思うけれど、設定だけで惹かれる場合だってある。それもありだと考えるし、そういったファンがゲームをプレイすることによって、別の魅力に気づいてゆくこともあるでしょう。

自分がまず実践できていないけれど、サクラっていわゆるキャラ萌えからミリタリーマニアまで全部受け止めてくれるゲームだから、あまり狭量なことは言わずにいたいです。隣の人が好きだと言うポイントも、私が好きなサクラ大戦の一部分なのですから。


10月27日(水)

管理者様に許可をいただいてきたので、掲示板で「舞姫」現代語訳の紹介をしました。この作品の素晴らしさは格調高い文体にあるとのこと。訳を読んでから原文を読み返すということをしたのですが、それでも私には難しかったです。


10月28日(木)

うちの辺りじゃテレ東系は映らないんですねえ。というわけで、ゲームWAVEで放映されたらしいサクラプロジェクト発表会は断念。中継では汚くてろくにわからなかったから、美麗なムービーを見てみたかったのになあ。テレビアニメはフジ系列って噂でしたっけ? リアルタイムで見られるといいけど。


10月30日(土)

虐げられ、それでも健気に生きるヒロイン。王道であり、心惹かれるものもあるけれど、どうしても好きになれない部分もあります。じっと屈辱に耐える姿を見ていると「なぜ言い返さない!」「なぜ怒らない!」と叫びたくなってしまうんです。

逆に、理不尽な虐待者に真っ向から正論で立ち向かう主人公は、底抜けの爽快感をくれるので大好きです。YU-NOで亜由美さんの説明会に乱入するシーンなんて「偉いっ、よく言った!」って感じで、本当スカッとしましたね。

プレイヤーが一番とりたい行動をとってくれる主人公には、ばっちり感情移入できます。これは何も話さないドラクエの主人公では、得られない気持ちよさです。ただ、自分の想像でどうとでもできる分、てんで見当外れなことを言う主人公よりはよっぽどいいですけど。あまりに自分の考えと違うことをされると、素に戻ってしまいます。

それでもキャラクターが立っていて、その言動に納得できるのなら、彼らになりきることはできなくても友人のように感情を共にできるのでOKです。私にとってEVEはこのタイプでした。

あれ? NHKの「あすか」を今日初めて見た感想のはずが、なぜかゲームの話になってしまった。テレビがついていただけの話で、普段はニュース以外ほとんど見ないんですけどね。