Endless Recorder

1999年9月

9月1日(水)

落書き部屋を開設。「習作1」を掲載。画廊だなんてとてもじゃないけど言えないので、こういう形に。そのうちサクラに関する雑感なども入れる予定。

影のつけ方がいい加減な私にセル画風は無理なので、マウスで1から塗ることは諦めて水彩で着色したものを取り込んでみました。うーむ、あまり綺麗にできなかったなあ。あと、髪の毛が黄色すぎたかな。ちょこちょことお絵描きソフトで修正したけれど、どうにもいまいち。難しいです。

そんなもん公開するなって感じですが、落書き部屋はこの日記と同じように好き勝手やる部屋なので見逃してください。まあ、このサイト自体好き勝手やってるんですが。

イラストというと挿絵のことでしたっけ? でもCGとは言えそうにないのでまあいいか。桜の杜に貼りつけたものの使い回しだけど、この前のではなく今年の2月くらいのものです。


9月2日(木)

昨日アップしたイラスト、ちょっと重かっただろうか? 64色に減色してGIFで保存したんだけど、JPEGにしたほうがよかったのかな? わからないことばかりなので勉強しないと。

最近は短編やイラストに手を出していたんだけど、その前から取り掛かっているちょっと長くなりそうな話は、ぱったりと止まってしまっています。この話に限らず、思いついた場面を書き溜めてあるんだけど、うまく繋がらないです。


9月3日(金)

疑心暗鬼はいつものこと。どうしてこんなことを繰り返しているんだろうね。友人からも「そんなことばかり考えていて疲れないのか」なんて言われるけれど、ホント無駄だと思う。何も、信じていた人に裏切られてから人間不信になったとか、そんな劇的な体験があったわけじゃないんだけど。


9月5日(日)

「帝劇スタア」というムックを買ってきました。アニメVは等身大ポスターの時しか買わなかったけれどサクラコーナーはよく立ち読みしていたので、再録されていて嬉しかったです。資料価値も高いし満足。それにしてもレッドの森田さんが描いた鹿沼子爵にはこけました。彼を扱ったシリアスSSに圧倒されたことがあるだけにイメージが……。結構とほほでした。

おっ、OVA新シリーズのことが載ってる……ばれんちぃのふぅ? 確かに死んだとは書いてなかったけれど、あれを他にどう取れと? 彼はあそこで撃たれて綺麗にエピソードが終わったのだから、また引っ張り出してくるのは納得できないと思ってしまうのは、私が前夜ファンだから?

大体さ、敵地に乗り込んでいったマリアを追いかけるなんて、1の第三話でやったじゃないですか。おまけに過去絡みだし。その辺の差別化はちゃんとしてほしいです。

それよか5・6巻の方が楽しみだな。ついに解き明かされるか、降魔戦争。さくらくんメインということは一馬さん絡みなんだろうけれど、真ちゃんも出るといいなあ。


9月6日(月)

掲示板のクッキー表示がうまく機能しないことを確認。っていうか、ちゃんとテストしなかったんかいな>私。おっかしいなあ、2回目に設置した時に間違えたのかな? まあ、どう考えたって有効に利用されているとは言い難い機能だから、実質問題なかったのかも。パスを直したので、今はちゃんと使えます。


9月7日(火)

カンナちゃんお誕生日おめでとう! というわけでトップページのみ特別仕様に。といっても、この前レイアウトを変えたから、配色くらいしか変更できなかったなあ。タイトルのフォントは「DFP勘亭流」。お祝いにと彼女のイラストを描いていたんだけど、着色してみればあんまりな出来だったので、泣く泣くボツに。私の絵って鉛筆描きの時が一番まともな気がする。

あまり言うのも悪いと思い、さりげなく主張してみたつもりだったけれど駄目だったか。やはり口にしなければ伝わらないのですね。


同日追記。

落書きに「カンナ・スケッチ」を掲載。前述のイラストを最初のイメージで、もう一度描いてみました。

そういえばバレンチーノフさん、「帝撃グラフ」の用語辞典には「殺された」とあるそうな。……オフィシャルが何やってるんだか(呆) もしかして反魂の術? ユーリーさんまで出てきたらやだなあ。(冗談で済むことを祈る)


9月10日(金)

トップページのサムネイルを外しました。どんなものかもわからないのは不案内だと思ってつけていたけれど、もういいかなと。

U.R.C様に夏コミ新刊を通販していただきました。はうっ「夏休み」いいです。正統なラブラブとはこのことを言うんだわっ、と感激しました。直前に18禁本で壊れていたのが申し訳ないくらい、優しい気持ちになれます。

それにしても漫画が描ける方が羨ましいです。私は文章を書く時に、思いついたフレーズを使いたいがためにシーンを考えるほど言い回し派(?)だったりしますが、場面が視覚的に思い浮かぶことも多々あります。

一枚絵としてだけではなく、漫画や、時として動画として思い浮かんだイメージを、なるべく崩さず文章にするのはとても難しいです。躍動感、臨場感といったものまで文字で表現したいと思うのだけど、私の筆力ではとてもとても……。そんな時、漫画という表現ができる方に強く憧れてしまいます。


9月12日(日)

詰まっていたさくらくんの話、やっと固まってきました。私にとって予告がすんなりと出てくるのはノッてきているということなので、なかなかいい感じです。

興味を持ってくださる方、トップページで「すべて選択」してみてください。後から変わるかもしれないけれど、ここを読んでいる方は少ないので先行ということで。そういえばマックの方にもこれで伝わるのかな? マウスでドラッグしてもらえればわかると思いますが。

しっかし需要のなさそうな話だこと。ターゲットは……あるのだろうか? さくらファンにも薦められないだろうしなあ。


9月13日(月)

発表されましたねえ、PS2。DVD再生できて4万以下というのはかなり揺さ振られるけれど、これでサクラ関連を観るのはなかなか非国民的ですな。

好みも基準も千差万別。何をするにも、ある程度のリスクは覚悟しなければならないと思います。過分なまでに得るものがあることも、ままあるのですから。


9月14日(火)

肌が合わなかったのなら、私は何も言いません。もう関わらない、それだけです。たとえどんなに相手に至らないところがあったとしても、波風立てて共に苦い思いをするより、黙って立ち去る方がいい。ずっとそう思っていました。でも、それはただの自己満足でしょうか? 相手のためにはならないのでしょうか?


9月17日(金)

勝手ながら、さくらくんのSSは凍結しました。執筆再開時期は未定です。


9月23日(木)

Webページとは、誰にも迷惑をかけずに自己顕示欲を満たすことができるメディア

何で読んだのか忘れてしまったけれど、自分のページを作るきっかけの一つとなった言葉です。この言葉に眼からウロコだった私は、せっせと時間を割き、作成してきました。だけど先日、このサイトの方向性について疑問を持ってしまいました。現在公開しているもの、今後予定しているものを、本当に載せてしまっていいのだろうか、と。

サクラはエンターテイメントに徹しているゲームだと思います。それゆえに、シナリオ重視のゲームでは見かけることもある、ドロドロした人間関係、あまりに悲壮な場面などは描かれていません。平和で笑顔の溢れる帝劇、一点の曇りもない正義。決してそれだけではないのに、暗い部分は強調しない。それがサクラ大戦というゲームなのだと思います。


私のしていることはその理念に反することです。例として、現在構想が固まっているものの中に、三角関係を扱った話があります。(この前のさくらくんのとは別) ヒロイン以外の女性との性描写を含み、ぐちゃぐちゃとした心理描写メインのものです。私の書けるものだから高が知れているけれど、読んでいて気持ちのいいものではないでしょう。他にも大神とヒロインの心が離れていく話とか、同性の性描写のあるものとか。

需要がないのは構わないんです。だけど、多くのサクラファンの中には、こういったものを快く思わない方がいるでしょう。特に性描写については、興味本位で用いているわけではないけれど、許せないと感じる方は確実にいます。

極論なのはわかっているし、考え出すと切りがないんだけど、そんな「サクラらしくない」作品を公開しているサイトが、堂々と「ファンページ」などと掲げていいものか。勿論私は、自分なりのファン活動として書いています。ですが、同好の士の中に不快になる方、もしかしたら傷つく方がいるとわかっているのに掲載する私が、ファンを名乗っていいものか。そんな風にまで、ここ数日、ぐるぐると考えていました。

ここがただの自己紹介サイトなら何も悩まないのだけど、多くの方に愛されている作品を扱うことの難しさ、そしてその責任。改めてそれを感じています。


9月26日(日)

23日付けの日記は、飽くまで私個人の問題であり、二次創作に関わっている方のご意見、及びその作品を否定、または疑問視するものではありません。ご不快になられた方いらっしゃいましたら、申し訳ありません。お騒がせしてすみませんでした。削除した方がいいのかもしれませんが、またいつか読み返すために取っておきます。

帝撃歌謡全集を聴きながら、影響を受けた作家さんたちの作品を読み返していました。私がサクラを元にした話を書くきっかけとなったのは、勝手に師と仰いでいる方の作品に出会ったことです。とにかく「すごい!」って圧倒されて、私も書いてみたいと強く強く憧れたのを思い出していたら、なんだか泣けてきました。追いつくには遠すぎるけれど、少しでも近づきたい。誰か一人にでも「すごい」と思ってもらえるものを書きたい。そう思います。

私は偽善者かもしれません。でも、彼女たちが好きだから書く。それだけは本当です。よろしかったら、また読んでください。お願いします。


9月27日(月)

サクラ大戦3周年に寄せて「花園の歌」を掲載。また、「希求の果て」を再録。私が購入したのは発売からずいぶんと後だったのでまだ2年ちょっとなんだけど、やっぱり好きなものに関連した日は特別に感じます。

何でも自分のせいだなんて自意識過剰もいいところだけど、もしかしたらと考えれば怖くて眠れなくなりそうです。少しでも原因になってしまったのなら、ごめんなさい。


9月29日(水)

思わぬところで名前が出ていて驚く。すっかりご無沙汰してしまって申し訳ないです。

ここは後悔の墓場、もしかしたら甘えの温床なのかもしれません。誰かに伝えたかったこと。本当はちゃんと向き合って言わなければいけなかったこと。躊躇の糸に絡まれて結局しまい込んでしまったこと。それをここで呟くことで、私だけが納得しようとしている。他愛もない独り言に混じらせて外に出すことで、私だけが開放された気でいる。本当は、何の解決にもなってはいないのに。


9月30日(木)

何を思ったか、突発的に「無題」を掲載。30分くらいで書いたので、取り合えず落書き部屋に入れておきます。タイトルはそのうちつけるかもしれません。