日記
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2003年10月4日(土) はずされた足元のはしごを見て
作業を頼まれて上に上がってたはずなのに、なにもはずすことはないかと 毎回この時期になると思うのだけど。
毎年何かにつながるはしごをはずされて 何とか降りてみれば、大切なものが無くなってる。
…あ、去年は違うか。
自分が何にもできないのはわかってて
だけれども、声をかけて対岸の人たちの邪魔になって困惑されるくらいなら眺めるだけにしとこうかとかそう思ってしまう自分も少々恨めしい。
腹立たしいのは、言い出せない自分の甲斐性のなしか。それとも毎度毎度おんなじ目にあうのに、性懲りもなくその作業を請け負ってしまうその考えなしか。
2003年10月5日(日) 責任とれーーーーー
と、叫んでみてもその相手がその相手なので、ここで叫ぶだけにしておこう(苦笑)
先日現実逃避的に箱根へ行ってきまして、いい気分に多少なって(自分の身体の壊れ方を自覚したとも言いますが(苦笑))数ヶ月ぶりにてんぷらうどんを食せるくらいに回復したと思って大喜びしてたんですが、その後の数通のメールでまた元通り^^;
肩は悪化してるらしいので、ストレス解消もできず、おとなしくダイエット茶などを飲んでいる週末であったりしますT_T
忙しそうだし、つき合わせるのもわるそうだし…
友人付き合いもそうでない付き合いも、そう思って連絡とってなくて自然消滅したの何回あったっけ…^^;
2003年10月16日(木) きたきたきたきたーーーーーーー
どんなにこの日を待ち望んできたか。
どんなにこの手に受け入れたかったか。
出版社には無いと断られ、この数年探し続けて、やっと見つけたら何度も「うりきれました」とのそっけない言葉で手に入らなかったのをあきらめず探し続けた甲斐がありました。
「聞書 遊郭成駒屋」
手に入りました!!
まぁ…これもご縁なのですから、これを読まれた方がふらっと書店によったらこの本とめぐり合えるかもしれませんが。
でも、本当にうれしい。
ここしばらく悪いこと続きでしたが、少しいいことがありました。
…この本初めて欲しいと思ったのは…櫻華楼書き始める資料にと思ったころだから…うわぁ^^;
2003年10月18日(土) あと二週間くらいで
またあの日がめぐってくる。
去年のあの日は最悪で、いまだにあの日の記憶だけは鮮明に残っている。
一分が過ぎていくのあの嫌な感覚も残ってる。
記憶なんていいことは少ないから、できるだけ日付と記憶を連動させない、わざと覚えようとしない自分が、だ。
一年かけてまた同じことを繰り返さないための準備をし、環境だけは抜け出せた。
やった手段に関しては、少々後味が悪くないといったらうそになるけれど。
でも、伝えたいことを伝えない。伝えられないという状況、言葉の作れなさ加減はどうにも一年たってもうまくいかない。
失くしてしまったと探していたものも見つかった。
この時期に見つかるのは、やっぱり君もこの時期に見つかることを苦笑しながら認めてくれたのかもしれない。
受け入れてくれるかどうか、自分にはわからないが、向かい合うときには正直に思っていることを伝えようと思っている。
それがどのような言葉になるか、思っているとおりのとられ方をするかどうかはちょっと不安ではあるけれどね。
毎日毎日同じことを繰り返し、けれども昔はやらなかった癖も増えた。
前に進むには、まだもう少し時間と言葉が必要らしい。