第3回歌謡ショウ観劇記

其の一:そして開演のベルは鳴る

行って参りました。帝国歌劇団花組特別公演第3回歌謡ショウ「紅蜥蜴」。
初参加だったわけですが…とにかく感動しました。
私は今回8/5の昼の回と千秋楽の夜の回に行ってきました。
しかも、千秋楽は2列目で見るという幸運にも恵まれました。
(こんなところでなんですが、ねあのさんお世話になりましたm(__)m)
ボケーーーッとしてずーーーっと壊れたまんまなので、冷静なレポートが書けるとは
思えないんですが、とりあえず私なりの所感を何回かにわけて書いてみようと思います。


1999年8月5日木曜日。空から恐怖の大王が降ってくることもなく、無事にその日はやってきた。
緊張と期待で前日からあまりほとんど眠れないまま、この4日間「大帝国劇場」となる
東京厚生年金会館へ向かう。開場30分前だというのにすでに先頭が見えないほどの列が
会場を囲んでいた。お気に入りのキャラクターのグッズを持っている人、コスプレをしている人
いろいろな人を眺めながら、いよいよこれから歌謡ショウを見れるんだと
心臓はもうバクバク状態(笑)。一緒に行った渉やリラちゃんとめちゃくちゃにしゃべりまくる(笑)。
リラちゃんとはその日の朝までレニチャットでおしゃべりしてたのにね(^_^;)。

いよいよ、開場されると、まっすぐグッズ売場へ。ちょうど私達の少し前までの人は
開演前に買い物を済ませた人が多かったようで、ほとんど待たずに
買うことができた。ただし、欲しかった「青い鳥」のうちわは売り切れ(T.T)
しかたないので「国定忠臣蔵」のうちわとパンフレット、メンコ、テレカでガマンすることに。
白地に赤い文字で「帝國歌劇團 紅蜥蜴 歌謡ショウ帰り」と大きく書かれた紙袋がとてもうれしい。
うきうきしながら席へ向かう。席は1階13列38番。少し右寄りだが舞台全体を見るにはかなりいい席。
客席には「大帝国劇場」と染め抜かれたオレンジ色の法被を着たお兄さんが
「おせんにキャラメル」ならぬ「パンフレット」売る姿を目にすると、ここは「大帝国劇場」なのだと再確認する。
あと5分で開演時間というときにふいに反対側のドアのあたりが騒がしくなる、まだ客電はついた
ままだが、スポットライトが照らされたその先には紺色の帝劇のマークを染め抜いた
法被姿の広井王子氏の姿。会場内に大きな拍手が湧き起こった。
「去年の残りだ」といいながらティッシュを配りながらお客さんにもみくちゃにされながら舞台に
向かって歩く、広井氏の顔はとてもうれしいそうに見えた。
ようやく舞台の前まで来ると舞台の袖から親方が登場。
親方によばれ、舞台にあがった広井氏から12月に「コラムス2」が発売になるとの
うれしい発表がある。また、今回は「檄!帝国華撃団」の振り付けが変わったということで
ダンディーのボスとJACの西村さん武田さんの「ダンディ団」のみなさんをお手本に振り付けの練習。
はじめはなんとなく恥ずかしいと思っていたけれど、だんだんとワクワク感からだろうか、
自分のやっている手振りが大きくなっていることに気づいてちょっと苦笑した。
拍手とともにみなさんが退場してしばらくしてベルが鳴り、さくらの場内アナウンスで
開演が告げられると会場からは大きな拍手が湧き起こる。
そんな拍手の中、客電が静かに落とされていった。


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