大丈夫、あなたの中に私がいる
だから、隔たりが生まれることなんてないんだ
覚えたのは、誰かを傷つける言葉ばかりだった
……狡いよ
ペース崩さないあなたの中で、私だけが喚いている
人生も捨てたものじゃないって感じさせてよ、今すぐに
君を悲しませたくない、それは言い訳
悲しませたという罪悪感を持ちたくない、僕の言い訳
泣いて泣いて泣いて……でも、何も変わらなかった
だから、もうやめようって思ったんです
弱くたっていいじゃないか
君はその分、ひとの痛みがわかるのだから
信じられなかった
その時点で私は負けていたのです
一体どんな答えならお気に召すのかしら?
たとえ百万の批判受けようとも、あなたの一言で救われる
手を伸ばして届くものがあるのなら、それが君の護るものだよ
あなたになら騙されてもいい
「これが現実か……これが結末か……」
「そう……あなたの望んだ、ね」
私を見て! 私を見て! 私だけを見て!!
勝手に僕を英雄に担ぎ上げ、刃を握らせ、手を汚させ
そして……勝手に死んでゆくんだ
泣いて縋って引き止めるから
あなたの何よりの幸せが、たとえここにはないのだとしても
いくら悔しいと地団駄踏んだところで、それだけでは何にもなりませんのよ!
私はあなたの傍にいてもいい人間ですか?
いなければならない人間にはなれないのですか?
だって今伝えなければ、君はいなくなってしまう!
あなたを信じているために、私は百万の嘘を吐く
あなたの前ではもう、余所行きの顔しかしない
「君ハ俺ガ護ル」「ズット傍ニ居ル」
重ねてきた約束の重さに狂いそうだよ
絶対の約束なんて、束縛以外の何物だというの?
もう笑わないでくれ
そんな笑顔なんて、泣き顔よりも哀しい笑顔なんて見たくはない
私を返してください
愛されたいと望んでいる限り、僕が貴女を愛せる日は来ない
救うことなどできはしない、たとえあなたが神であっても
誰かに寄りかかって弱くなるより、独りで立っているほうがいい
伝説の剣で魔王を倒すことだけが、カッコイイ生き方じゃないってことさ
刹那の思い積み重ねれば、永遠とすることができるでしょうか?
思い抱いたまま終わりが来れば、永遠を手に入れることができるでしょうか?
この身を突き動かすが狂気ならばそれもいい
綺麗なものだけを見つめて、優しい心だけを持って
穏やかな温もりの中だけで生きていたかった
あなたの限りある時間を私が消費するということ
失いたくなかった
でもそれは愛などではなく、私の幼稚な独占欲なのです
君は優しいね
まだ、罪の意識に囚われている
どれだけ喚いたところで、欲しいものは手に入らないんだ
あたしにはあなたしかいないのです
その一言は、あなたを繋ぎ止められるのかもしれないけれど
それでもあたしは変われないから、だからこの手で終わりにするの
わかっている、過ぎるほどにわかっている
あの人がこの肌に触れることは、もう決してないのだ
そこは遠く遠く私には決して届かない場所、でもあなたには近しい場所
約束はできない
でも、いつもそうありたいと思っていること、信じてほしい
あなたの中には永遠があるんですね
あたしには決して届かない永遠があるんですね
覗き込んだ君の瞳の中に僕がいる
あなたが汚れてゆくことが、私には耐えられないのです
そしてあなたを汚してゆくのは、他でもない私なのです
君のために、なんてもう言わない
俺が生きてゆくために……それなら、いいだろう?
あなたが思い出になってゆく
……それが、寂しかった
君たちは幸せにならなくてはいけないんだよ
どれだけ焦がれたって叫んだって壊れたって
叶わない叶わない叶いはしない!
まっすぐに見据えなさい
たとえそれが、あなたの見たくないものであっても
走り出せはしなくても、立ち上がり、前を見据えることならできるから
何かに誰かに接しなければ
今抱き締めるこの感情も生まれはしない [2001-12-18]
あなたが呼んでくれたその響きが
私という存在の名前です [2001-12-22]
あなたとのすべてを壊すその前に
私自身よ壊れてしまえ [2001-12-28]