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夜想-よるおもふ-

愛しくて
ただ君だけが愛しくて

言葉にしても、多分この気持ちは伝わらない
言葉の嘘を君は知ってるから
見つめていても、また逆の意味に取られそうで何だか怖い

この間までは、お互い顔も声も…存在すらも知らなくて
会えたと思ったら、友達というかなんというか
君は妹のことで頭がいっぱいで、僕も大切な友達の事でそこまで気が回らないし
気が付くと、君と話す言葉は武術のことばかり
その方が、君が嬉しそうに話すから…

時々、ちょっと辛そうな顔をしてたのが気になってたけど、僕には手助けできない話だから黙ってた。
今考えると、一言が欲しかったのかなと思うけど
僕一人にしか言えない言葉って奴を

可愛いからって、素直にほめると怒ってしまう
僕は思った事を言ってるんだけど、どうもいつも空回り
なんで気が回らないかなと、悔しいんだけど
困って怒る君の顔も、嫌いではないからまた困ってる

いつも側にいて欲しい
護ってやるって、小説やドラマではよく使うらしいけど
それよりも、側にいて欲しいって言葉の方が僕にはあってると思う

愛しいと思うから、束縛をしたくない
いつも対等でいたいから、言いたくない
「居心地が良いから側にいる」
そう言われたら一番良いんだけどな


・後書き
 万葉の恋唄の時に、反省したんじゃないのか?(苦笑)<自分
 暴走恋唄その2です。
 状況としては、寝付けない時に思いついては書いている単語の羅列かと(笑)
 朝になって正気になってしまうと、酷く恥ずかしくて丸めてゴミ箱直行なものですね。きっと
 

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