時間と記憶 -Koe naki hime ni sasagu-
君がいた時間と 僕のいた時間
接してた部分は ほんの僅か
その中で 二人だけの時間は数えるしかない僕だけと会ってた君は 僕だけのものだったし
そう言う時の僕は また君だけのものだったその僕の時間は 現実なのかとふと思う
僕はもう 僕だけしか持ってない時間が怖くて
僕が覚えている君も 幻のよう
君だけしか持ってない僕は 一体どこにいるんだろう
そんなことを ふと思う水面に浮かぶ光に はしゃぐ君
それを眺めている僕
途切れがちに 約束をした君
確かに約束すると 答えた僕その一瞬一瞬は 確かに現実だったのに
それが確かだったと 証明してくれる人は もういない
比良坂ちゃんへのつぶやきです。
それも、七話終了以降(核爆)親しい人との別れというものを、結構まじめに思うことがあります。
一番辛いのは、その人と二人きりであったときの記憶です。
忘れてしまえば、その人のその時間の存在の証明を消してしまったようなそんな感じがすることもあります。
どんどん記憶が薄れていって、その証明を出来なくなってしまう。
その人は確かに、そこにいた筈なんですけど。
愛しいから大切だから、その瞬間が気づかない内に過ぎてしまう事が悔しくて 怖いです。